塾なし中学受験ってどうなの?

進学塾

最近よく聞くのが塾なしで中学受験するという話。
高校受験だって、大学受験だって塾に行かなくて合格する人はそこそこいるわけですから、
中学受験は特殊なのでしょうか?

これは本当で、教科書や学校でやっている内容を遙かに超えた問題が出るのが普通ですし、それは、偏差値50以下でも学校の勉強+αではありません。昔は日曜日にテストが毎週あり、学習は自宅でというのが普通だった時代もあったのですが、そのテストのための塾ができ、家庭教師がいたり、日能研のようなセットで行う塾ができたりと変遷してきています。

4年生で何を勉強して、5年生でまとめて、6年生夏以降は演習という仕組みも、当たり前のように確立してきて、たとえ塾にいかなくても、戦略立てて勉強をしていかないと無理だというのは共通した認識でしょう。

塾のテキストを入手して、自宅で勉強すれば、同じペースでできるから良いと思います。しかし、中学受験特有の解き方とか、親がどう考えても理解できない(解けない)という問題にぶち当たる事も多く、塾も家庭教師もなしで親子で受験勉強というのは難しいと考えている人も多いようです。

小学生ぐらいの子供に親が教えると大抵けんかになったりしてモチベーションが維持できない場合もあると思いますし、なんと言っても勉強習慣をつけさせるのがなかなか難しいようです。

逆に言うと補修塾と違い、進学塾は遠方にあり電車などで通ったり、帰宅も遅くなり、帰ったあと復習をするとなると子供にとっては負担です。

塾で聞いてきたことも右から左に抜けていくだけ、家に帰って復習してみてもちんぷんかんぷんと言うことも、決して少数ではなく、上位層の子でなんとかついてこれるというのが現実ではないかと思うのです。

さすがに最近は教材も指導法も研究し尽くされていて、一部のカリスマ先生の授業でしか聞けなかった素晴らしい解法も、1冊の参考書にまとまっていて、塾にいかなくても同じ土俵に登ることもできそうです。

この論点の一番気になるのは、第三者的視点がほとんどなく、判断に困るところです。
進学塾は中学受験するなら進学塾に行くのが当たり前。大手が良い。大手の塾の方が情報があるなど、正攻法で納得いきやすい話です。

逆に塾なし受験をすすめる勢力もあり、家庭教師、個別塾、教材屋さんなどを筆頭に、塾なし受験で行こうとする親のブログ等です。

どちらも子供次第だと思うのですが、昔の中学受験から考えると毎週テストしか受けてなく、あっても前の週の解説授業のみでした。ですから、誰から教えられず、自分でテキスト(テスト会が配布している教科書)を見て、内容を理解し、問題を解き、解答を自分で見て、間違ったら自分で復習する。というスタイルで出来なくないでしょう。

テスト会がペースメーカーになっているので、それに沿ってやっていけば、大体なんとかなると思うのです。

しかし、自分で学習するところを先生に教えてもらっても、復習して自分で解いてみるという時間がなければ、多分実力は上がらないでしょう。

学校に行って、塾で夜まで勉強し、帰ってからまた勉強というのは小学生には明らかに負担が多いはずです。
塾の授業中に完全に理解して、あとは定着するだけというのなら、まだしも、聞いていることがその場ではピンと分かっても、終わった頃には忘れてしまうと言うことも多いはずです。

それなら、自宅でしっかりやった方がずっと効果が高いとも考えられます。

次回は塾なし受験をサポートしている教材をレビューしてみます。
やはり理想と現実があると思います。