表紙も派手で、色々な言葉がちりばめられているこの本。
頭がグングンよくなる
中学入試レベルへの算数
無試験先着順で85%の首都圏トップ校進学率!
最強の算数パワーを育てる「強育メソッド」
などなど、すごそうです。
では、どのくらいすごいのでしょうか?見てみたいと思います。
問題数は25問と入試問題10問とあまり多くはありません。
一つ一つ丁寧にやっていっても、すぐに終わってしまう量です。
問題のレベルですが、色々なパズルを解いていると、初めは難問でも無く案外楽に解けます。
子供の頃にやっていた計算パズルに似ているものも多く、懐かしい感じもしました。
スーパーエリート問題集についてくる「どんぐり方式の絵描き算」によく似たテイストです。
この問題集のよいところが、必ずヒントがついてくるのです。
いくら考えても分からないものは分からない場合、いきなり解答を見るよりは、
まずはヒントを見て考えられれば良いと思います。
そうは言っても、ヒントを見ても分からないものも出てきますし、
1〜3分考えても分からないものを10分も考えても分からないし、
教室やテストで無ければ、10分も考えていられる忍耐力はなかなか無いと思います。
やはり、この手の問題集のネックは、子供がどこまで最後まで解こうと思うか?というところに尽きると思います。