スーパーエリート問題集算数小学2年

参考書, 小学2年生


四谷大塚の全国統一テストを受けて以来、この1年生という時に出来る「難しい」問題の問題集は無いものかと探していました。
会場にもよるとは思いますが、事前に過去問をくれたり、事前講習会などを子供向けに行ってくれます。
ですので、大体のレベルは分かるのですが、後半の問題は相当難しい問題になります。
勿論学校の問題だけでは、やったこともないし、通信教育などでも出会うことのない問題だったりします。

とはいえ、こんな問題も解ける子も全国には大勢いるわけでして、
過去問を元に類題を作ってみてやらせてみましたが、
同じ問題が出るわけもなく、
大手進学塾に通っていないでも、何かしら同様の勉強できないかと書店やネットなどで探しました。

近所の本屋では、なかなか置いてないのですが、中型以上の書店ではちらほら出てくる問題集として、
3つか4つぐらい候補がありました。このうち体裁がほぼ同等なものは、
前述の記事で紹介した最レベ、トップクラス、スーパーエリートです。
多分東京で一番良く置いてあるのはトップクラスじゃないかと思います。

しかし、うちで選んだのはスーパーエリートです。
子供にあっているというより、
他の2つは、計算問題の重きが多く、スーパーエリートが一番少ないというのが、一番の理由です。
計算は小学校を通して徐々に高めていけば良いと思っていて、
低学年から計算ばかり一生懸命やらせるのは時間の無駄じゃないかと思っています。
特に日本は計算に重きを置きすぎていると感じています。


標準レベルの図形の問題。
小2でもここまでの問題は学校では出てこないと思われるけれど、通信教育や進学塾では普通にやる問題。
初めてやる場合は、なんの意味か分からない感じでも、問題自体は簡単ですぐに解ける。


こちらは「難問研究」での標準レベル
小2レベルの演算能力で解けるものの、やり方を提示しなければ、考え方まで自力で考えるのは無理なのでは?何回か出会えば解けるようにはなるでしょう。


発展レベルです。特に5の問題は出来るようになって欲しいと感じるものです。

「読者のみなさんへ」という巻頭文でも明言されているように、将来にわたって本当の思考力を育成したいという目的で編集しているというのです。
また、既に中学入試の問題が入っているなど、とてもハイレベルな問題が収録されています。
図形の問題など、この時点でこのやり方を学んで欲しいと思っているようなことが、結構入っています。

残念なことは、うちの子がそこまで理解はしていないということですが、今のうちにこういう考え方があるというだけでも頭の隅に置いておいてもらえればと淡い期待を寄せています。

ハイレベル系の問題集に総じて言えることですが、
大抵三段階程度にレベル分けされていて、簡単なものから徐々に難しくなるようになっています。一番優しいものは教科書レベルで特に問題ないのですが、ハイレベルぐらいになると、いきなり解ける子がいるのかと考えてしまいます。
一旦やり方を提示してから解かせるという方法でないと、大半の子供は解けないのではないかと感じています。
まず初めに考えてみて、間違ったり分からなかったら解答をみるというのも良い方法だと思うのですが、まだ小2では経験が足りなくて、考えるパターンとかも無く、ただわからなくなってしまうだけでは無いかと思います。
そのため、結局すぐに解答を見る、分からないと簡単にあきらめるという方向に向かわないとも限りません。
また、難問研究という所では、教科書には載っていない植木算なども入っており、これらこそ、やり方を提示してからで無いと単純に間違ってしまうと思います。

ハイレベル問題集の最大の利点はハイレベルな問題が入っているからで、初級中級の問題をやるためでは無いと思います。ですので、小2の子供にどうハイレベルな問題を解かせるかという点が考慮されていないのが気になるところです。
小学校低学年向けの難問を解くための参考書というのも見当たりません。
やはり親が丁寧に教えられないと難しいのでは無いかと思いました。

この問題集にした最大の理由は付録の「どんぐり方式の絵描き算」の小冊子です。
この小冊子の目的は、子供が思考停止に陥っている現状があり、
気になる子供たちの特徴というのが書いてあり、これがそのままうちの子に当てはまったからでした。
1)「わかんない」「習ってない」と衣って、問題文を読もうとしない
2)文脈を無視して、書いてある数字を使い、でたらめな計算をする
3)考えずに「足すの?」「引くの?」と聞く
4)様々な計算をして、偶然答えが出るまで、何度も計算を続ける
5)頭の中だけで考え、文章を追えないと「難しい」と言ってあきらめる
6)面倒がって、意味も無く先を急ぐ。また、考えれば分かるのに、あきらめる
この絵かき算というのは、自分の頭で考え抜くと言う学習スタイルを導くためのものだというのです。

ものは試しと、この絵かき算早速やらせてみたところ、不得意中の不得意なんです。
随分経ちましたが、答えは出せますが、ろくに絵を描かずに、どのように思考しているのかも全く見えません。
子供の頃から絵を描くのが得意な子には取っつきやすいと思いますが、
そうではない子供には、この方法ですとちょっと厳しい所があるようにも感じます。
勿論自由な発想が無いわけでも無く、思考力が無いわけでも無いのですが、
どうしても、あんまりやりたくないようで、ササッと殴り書きして、
ちゃんと答えを出しているんだかわからないような感じで終わらしてしまいます。


どんぐり方式の考え方には賛同するところも多いので、この教材については別途取り寄せてみることにしました。