パズル系問題集の比較

色々パズル系の問題集をやらせているのですが、正直あれもこれもと手を広げすぎて、どれをいつやろうかと、親の方が悩み始めてしまう始末です。
そこで一旦まとめてみることにしました。

使っている言葉があっているか分かりませんが、個人的に感じた比較です。

問題集 何を求めたいか? 難易度
アインシュタイン 帰納法的でプログラマー的な論理思考 ☆☆☆
算数と国語 数字感覚と帰納法的な論理思考力
きらめき算数脳 幾何学的な能力と演繹法的な論理的思考 ☆☆
算数ラボ 算数的な能力
ロジカルキッズワーク 集合と情報のまとめ方
はなまるリトル 知育教育

アインシュタイン式子供の論理脳ドリル

一見、同じ系統の問題に見えますが、論理展開法が変わってきていて、
システムエンジニア的思考力が養われると思います。
ただし後半はかなり難解で、しっかり手順を立て、集中力が必要です。

算数と国語を同時に伸ばすパズル

スモールステップで無理なく力が付けれそうですが、やっぱりある程度難しくなると、
そこから間違えたり、わからなくなる。
やっている方もやらせている方も段々つまんなくなってくる、パズルの公文みたいです。

上記2つのパズルの問題点は、レベルを上げていくときに、思考方法が微妙に変わるんですね。
これを提示しない方が良いのか、提示して解き方のパターンを教えてから解かすのが良いのか、
意見が分かれるかもしれませんが、
小学生がやるなら、解き方を明示してからでないと、無理なのではと思います。


きらめき算数脳

その点、このシリーズは基本的に解き方の例があり、
後半により難しい問題があるというスタイルです。
幾何学的な問題から手順を考えるような論理的な思考力が必要なものまで、
様々なものがあります。少々難易度が高いものもあり、色々な点から一番オススメです。

算数ラボ

まだ9級しかみていないので、なんとも言えませんが、とてもバラエティに富んで、難易度も3ステップになっています。問題は素直でロジックも複雑になりすぎず、小学校低学年にはちょうど良いかと思います。

上記2つの違いは、見た目がカラフルなのが「きらめき算数脳」、1色刷なのが「算数ラボ」見た目からいうと「きらめき算数脳」のほうが優しそうですが、こちらの方が骨が有ると思います。また、「きらめき算数脳」は難易度がバラバラに収録されているのに対して、「算数ラボ」はステージ1から段々と難易度が上がっていきます。
難易度がシャッフルされている方が良いと思います。


ロジカルキッズワーク

こちらも素直な問題が多いですが、文系的な要素が高めです。
不確定性のあるものを排除するという考えは上記の問題集にはなく、
子供には新しい視点を付けることが出来たと思います。

はなまるリトル ちのうあそび

これだけ小1年生用なので比較するのは酷なのですが、
空白が多く見えて内容が浅く感じていました。
しかし今考えれば、そうではなかったと思います。
親は消化試合のようにやらせていたのですが、子供のほうはさくっと終わらず、
なんかモヤモヤしていたのです。
つまり、子供にとっては足りない思考力があったわけです。

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