大手進学塾の比較1 SAPIX編

進学塾

中学受験するとなると、たいていの人が4年生からは大手の中学受験塾に行くのが鉄則だと言います。個人塾やネットで教えている人、教材を作っている人、家庭教師まで一様に言います。
個人的にもそう思っていますが、長い間塾選びをしてまいりましたので、その感想を書きます。

SAPIX
代ゼミに吸収され、SAPIXには代ゼミの共同代表という人がなにかと出てきます。
代ゼミの創立者の孫で、慶応を出ているそうですが、風貌はそれっぽくありません。

それはさておき、SAPIXに関してちまたで言われているのは、御三家にいくなら良いけれど、
中堅レベルはただの「お客様」、つまり、あまり相手にされない。
カリキュラムがあわないと言われています。

確かに、カリキュラムを見ると6年生の前半で、中学受験に必要な学習が終わり、残りは受験対策に充てられるようになっています。正直、この傾向はどの塾にも当てはまり、四谷大塚も予習シリーズの進度を速めたぐらいです。

ある塾の先生に聞いたら、「SAPIXが一番面倒見が良い。授業中でも採点をしてくれて、ちゃんとチェックしてくれる。」といい、他の家庭教師のブログや個人で教材つくってネットで売っている人のブログでも、迷ったらとりあえずSAPIXで良いんじゃないかと書かれています。

今は個人でやっている先生、以前はSAPIXで教材を作っていたという先生2人にもそんなことを言っていました。まあ、そこ出身ですから、そう言いますよね。

そんなに良いのかと、実際子供にいろいろ受けさせてみたり、教材を見せてもらいました。
テストは記述が多く、テキストは直接書き込めるようになっているほか、特徴的なのが国語。かなり長文で、文章と問題・回答欄は別々に分かれています。

また、算数は同じ問題がもう1回出来るようになっていて、
復習するのにとても助かります。
また、家庭学習用の問題も、数値が違っているだけの問題で、同じ方式で解けるので、
問題の解き方を理解したのか確認しやすいです。

良いのか悪いのか、この数値変えの問題ですと、類題(似たような問題)を解くときにすんなり対応出来るのか不安ですし、昨今言われている思考力を養うスタイルではないかなと感じます。

SAPIXは、「思考力」という言葉をとても多用している(今ではどこでもそうですが)だけあって、こういう所は違和感を感じます。
テキストは算数、国語は問題集のようで、あまり解説はありません。
社会はカラーページもあり、ちゃんと地理でも原因から解説してあり、とてもわかりやすいです。

3年生までは思考パズルのようなものが多いのですが、4年生からは、そうではありません。
4年生はあまり難易度は高くなく、四谷大塚の予習シリーズの方がずっと難しいと思います。
その反面5年生になると急に難しくなります。

大量の宿題とか言われていますが、全部やっている人はそれほど多くはないようで、
中間ぐらいのレベルの人は、まじめにかなり全般みっちり勉強しているようですが、
下位クラスの人と上位クラスの人のテキストは、空欄が多くあまりやっていません。
上位レベルの人は取捨選択がうまいのかと思います。

確かに見た目のテキストの量は多いのですが、印刷の仕方、回答欄などで、紙が多くなっているのだと思います。