日能研のテストはとても文章が長い。算数でも。そういうテストです。
とにかく時流に乗って思考力を図るテストを目指しています。
こういうものは、テストの出題、採点ともに難しいと思いますが、独自システムをしっかり整えて、公平に出るように作られているのは驚きです。
詳しくは日能研のシステムを参照
また、採点は一つの答案を一人の人が見るというやり方ではなく、解答用紙はスキャンされ、各問題ごとに分解され、問題ごとに一人の人がすべてを見るというスタイルのようです。
なので採点者の違いによる採点誤差は極力避けられるようになっているそうです。
国語は、最もほかのテストと違いの少ないイメージですが、文章の長さは一番長く、知識を問う問題は比較的少なめに感じます。しかし、他テストとの偏差値のブレが少ないと思われますが、意外とあっちではよかったのにこっちではだめ、その逆もあるようです。
算数に関しては、他のテストと比べかなり特徴がありますが、全く違う傾向のテストと偏差値が同じぐらいに出ます。能力のはかり方は違いますが、同じぐらいの結果として出るというのは興味深いです。
そのほか、総合というテストがあり、国語のようなテストですが、記述力と発想力を見るテストです。
変わった内容になっていますが、やはり普通に勉強ができる子はこういうテストもよくできるということがわかります。