思考力検定を申し込みましたが、何も準備をしないわけにはいきませんので、テストの主催者が公式に出している参考書を購入しました。この参考書は、一般の書店では販売しておらず、思考力検定のホームページでしか購入できません。(試験当日でも販売していました)
価格は620円と安いのですが、40ページ程度のとても薄い小冊子で、出題されるパターンの問題が収録されています。
算数ラボは、ステージ1〜3と難易度を微妙に変えてあり、試験に出る形式と同等の問題が大量に入っていますが、
こちらは、青と黒の2色刷でイラストも多用されていて、子供には取っつきやすい印象です。
問題数は1種類に1つづつで、今回のように短期間にテストの傾向をつかんでいくには良いと思いました。
構成は3つに分かれていて、「ひらめきのとびら」「なぞときのとびら」「さいごのとびら」となっています。
ひらめきのとびらはひらめきが必要な問題、なぞときのとびらは、じっくり考える問題、さいとのとびらでは算数の応用力と総合力を測るものだそうです。
レベルは各問題に記載されていて、1〜4で4が一番難しくなっています。
そして最後に過去の検定問題と用紙がついています。
問題1つに付き、更にもう1問という形で、上記の問題に追加した問題があります。
子供には、この更にもう一問が嫌だったそうですが、これのおかげで更に深く理解しているのか分かります。
全てではありませんが、イラストがあるので問題の理解をさせやすいです。
逆に言うと、実際の試験にはイラストは出て来ませんから、
試験直前の際には、やはり過去問をやった方が安心だと思います。
別の記事で書きますが、算数ラボや過去問集の方が試験対策にはなると思います。
しかしまんべんなく様々な思考力の問題を解かしたい、子供のどういう能力が不足しているのか知るにはこの参考書はとても価値があると思いました。