東芝の決算発表延期を日本のエレクトロニクスの衰退と終焉ととらえる海外のメディア

東芝が決算発表を延期したニュースに併せて、日本のエレクトロニクスの衰退を報じる海外のメディアがいくつかありました。
ヨーロッパの方はほとんどスルーですが、まだ大きなプレゼンスがあるアジアにおいては、大きなニュースのようです。

シンガポールのニュースの一例です。

かっては最先端のイノベーションと技術を誇った日本の東芝、シャープ、ソニーといった企業は、もはやその輝きを失っており、デジタル革命の流れに乗り遅れています。衰退の理由は、コーポレートガバナンスの欠如、投資の失敗、政府に頼ろうとする姿勢があげられています。

日本のメーカーはアジアの地域を生産拠点だけでは無く自分たちの製品を販売する拠点とするべきだったけれども、それが出来なかった。
世界の変化を捉えることが出来なかったのが衰退の理由だといいます。

完全にこの分野で日本は終了したという論調で、日本のことを「彼らのイノベーションに積極的で、頭がいい人達でした。」と褒めてくれています。
その点、中国は世界のトレンドをつかみ独特の持ち味を加えているし、面白い動きが沢山あるそうです。

まだ日本の完全に終わりというわけでは無く、人工知能の分野では日本はチャンスを活かす上で好位置につけているというのです。
日本はこのチャンスを活かせるかどうか分からないけれど、中国、韓国、台湾のイノベーションを見ているとアジアは安泰といえるとまとめています。

このニュースが正しいかどうかはさておき、現在日本がどう見られているのかということを問題にしたいと思います。
日本にいると、平和に暮らしていて、いい国だとか、この社会システムに自信を持って良いと思うのですが、
現状は問題が大きいと思います。
会社の体質、日本の教育事情など早急に変えていかなければならないのではと思うのです。

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