中学受験三大テストとは、一般的には四谷大塚の全国統一小学生テスト、日能研の全国テスト、首都圏模試とのことです。全国統一小学生テスト、全国テストはそれぞれの塾の生徒はほとんど受けてないということで、実質塾への勧誘、誘導目的という話を聞いたことがあります。この2つはその性格のせいか、小2、小1ぐらいからも受験できるのですが、首都圏模試は、高学年が対象で、中堅校を受けるほんとうの意味での模試ということです。
さて、低学年ではまだ実践向けのテストである必要もなく、四谷大塚、日能研に限られると思うのですが、この2つは全く性格が異なるテストで、四谷大塚はマークテスト、日能研は記述式。問題らしい問題(?)と言うのは四谷大塚、副読本のような解説文を読ませて問題を織り込んでいるのが日能研です。
四谷大塚は小学生でも比較的難しい参考書を解いていると解けそうですが、日能研の方はその場で解説を読んで自分で考えるというパターンです。内容は難しくないものの、あまりやったことがなければ、面食らうかもしれません。
テストの特性が違うので、成績もかなり変わり、日能研の方は良かったのに四谷大塚が悪かったということもあります。どちらが今後子供を伸ばしてくれるのかはわかりませんが、3年生向け塾のテキストも同じ傾向になっています。